僕がサッカー部をやめた訳

僕は高校のとき、高2の途中でサッカー部をやめた。
理由は超簡単、ものすごくくだらない人間関係に巻き込まれたから。

実をいうと、本当は僕がキャプテンになるはずだった。
また、本気で冬の全国高校サッカー選手権への出場を、少なくとも僕自身は狙っていたし。

しかし、主犯格Aが「あんな喧嘩弱い奴がキャプテンは気に入らない」とでも思ったんだろう。
共犯のBとかCとか(多分他にも居る)と結託して、僕を絶対キャプテンにしないように企んだ。

内容はこうだ。
毎年キャプテンは高1、高2の部員全員の投票によって決定するのが慣習だった。
しかし高2のときは違った。
高1の後輩部員には何も知らせず予め締め出して、高2の部員だけでの投票となった。
既に慣習破りだ。
このとき、僕は既に違和感を強く感じていた。
高1の後輩部員達は可哀想に。
自分で書くのもなんだけど、僕はそのとき、高1の後輩部員に割と人気があった。
なので、高1の後輩部員を投票に参加させると僕がキャプテンになると、主犯格Aは思ったんだろう。
その上、ご丁寧に、そのとき一番上手かったDをキャプテンにするようにと、だれかれなく伝言までする始末。
当然投票の前に僕のところにもその伝言が回ってきた。
主犯格Aも、喧嘩強そうでサッカーが一番上手いDがキャプテンなら納得したんだろう。
前準備や伝達とかの効果で、主犯格Aの思った通り、Dが一番投票を稼ぎ、キャプテンになった。
主犯格Aは投票で副キャプテンになった。

僕はこのキャプテンの決め方に呆れ果ててしまい、サッカー部をやめた。
あまりにもくだらない奴らとは一緒にサッカーしたくなかったからだ。
そういう奴らと全国大会狙っても、絶対行けないと分かってたから。
まあでも、サッカー部をやめて、高校卒業しても暫くは、悔しい思いがあった。
「やっぱりやめなきゃよかったかも」と思った。
「僕がもっと喧嘩強かったら、多分キャプテンになって良かったんだろう」とよく思ったものだった。

若い顧問の教諭Eも、やる気があるんだが無いんだが、ふらふらフワフワしてて、頼りにならなかったしなあ。

もうそういうくだらない奴らと関わることはない。
毎年1月2日に、OBも集めて初蹴りサッカーをやるんだけど、サッカー部をやめたから、正月からそういうくだらない奴らと顔を合わせなくてもよくなったので、一安心。

主犯格AとかBとかCとか他にもそのとき加担した奴らは今どうしてるんだろう?
自分が人にやった(悪い)ことは、必ず自分にかえってくるからなあ。
時々思い出す。

まあこんな超くだらない理由で、僕はサッカー部をやめた。
こんな僕の事情を理解してくれる人が居てくれたら嬉しいな。

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