#Football それをはじめたのは、多分私です(^_^;)。

フットボールに関してですが。
1.フィールドプレイヤーがゴールマウスを守る
2.ディフェンダーがオーバーラップする

両方とももう35年以上前になります。

当時はまだ役割分担が決まってて、フォワードはフォワードの、ミッドフィルダーミッドフィルダーの、ディフェンダーディフェンダーの、ゴールキーパーゴールキーパーの役割を普通にしてればいいというのが当たり前の時代でした。
今みたいにころころポジションチェンジなどはほとんどありませんでした。

まず1.ですが。
私は部活や体育や遊びでフットボールをすること全部含めて、それらのプレイのなかで全てのポジションを経験しました。
確か高一の秋の新人戦のときだったと思います。
高一とはいえ、そのときの相手は県内トップクラスの超強豪校。
我々は弱小校。
私は考えました。
ゴールキーパーも経験しているので、ペナルティエリア内では、キーパーが手を使えるので、フィールドプレイヤーよりも有利なのです。
しかも、相手のフィールドプレイヤーがあまりキーパーを刺激し過ぎると、キーパーチャージになるので、更にキーパーは有利なのです。
そこで一計を案じました。
相手がペナルティエリア付近まで攻めてきたら、すかさず私がゴールマウスに入り、その代わりにキーパーを前に出す作戦を考えました。
キーパーには上記の理由は伝えず、「とにかく僕がゴールマウスに入ったら『入った』と大声で叫ぶので、ボールめがけて手で取りに行けるよう突っ込め」と。
相手は高一とはいえ超強豪校なので、ピンチはバンバン訪れました。
その度に「入った」と大声で叫び、キーパーを前に出しました。
試合の結果は…。
引き分けです!!!
勝てませんでしたが、負けもしませんでした!!!
帰りがけに、その超強豪校の試合に出場した生徒達が、監督やコーチと思われる人達に、こっぴどく叱られている姿を横目で見ながら、個人的に「これはいける!!!私達でも頑張れば県代表で冬の全国高校サッカー選手権に出られるかもしれない!!!」と強く確信したのをよく覚えています。
残念ですが、私はその後くだらない人間関係に巻き込まれ、それが理由で部を辞めてしまうのですが…。

2.ですが、これも高一のときです。
上でも書きましたが、当時は自分のポジションをちゃんと守っていればそれでよかった時代です。
攻めはあくまでフォワードで、ミッドフィルダーとボールを運びながらゴールを目指し、また守りはディフェンダー中心で、ミッドフィルダーが戻れるように出来るだけ相手の攻撃を遅らせる。
基本的に、フォワードは守りをしませんし、ディフェンダーは攻めをしません。
そこでまた私は一計を案じました。
私はディフェンダー(右サイドバック)でしたが、こちらが攻めてるときはディフェンダーはセンターライン辺りくらいまでしか上がらず、攻めには参加しません。
そうすると、攻めてるときの数的有利が作れません。
そこで私は、今なら攻め上がってもカウンターはくらわない、守備は大丈夫だと思ったときに、逆サイドの左のミッドフィルダーが攻めてる辺りまで上がり、右サイドからパスがもらえるようにボールを求め、数的有利を何度か作りました。
試合の結果はよく覚えてないのですが、引き分け、勝ちもしなかったけど、負けもしなかった内容だったと思います。
私も確実にカウンターはくらわないと思ったときだけしか上がらなかったので、守備は何も問題はありませんでした。
試合後、右ウイングの高二の先輩から「お前があんなところ(ミッドフィルダーが居る辺りのところ)に居るとは思わなかった」と言われました。
先輩からそう言われるくらい、当時はポジションチェンジみたいなことは珍しかったのです。

今では超トッププロの試合でも学生の試合でも普通に見られる1.も2.も、当時は非常に珍しかったのです。

なので1.も2.も、日本ではじめてやりはじめたのは、多分私です(^_^;)。
いいきっちゃっていいのかな?(^_^;)