#SF 空想と現実

よく、SF作品などでは、未知の細菌やウイルスが突然現れ、瞬く間に蔓延して、ヒトがバッタバッタと倒れたり死んでいく、みたいな描写があると思うんだけど…。

現実では実際には、今起こってることを見てると、細菌やウイルスが瞬く間に蔓延するまでは想像とそれほど大きく変わらないと思うけど、その後が違う。

感染してもバッタバッタと倒れたり死んでいくわけではなく、でも感染を拡げないため、医療機関が対応する分けさせだが、ここからが想像とは違う。

感染はしてるけど、症状が出なかったり軽かったりで、バッタバッタとはいかず、でも医療機関は対応せざるを得ないので対応する。
そうすると、対応する医療機関が逼迫していく、つまり、バッタバッタが先ではなく、あくまで今の新型コロナウイルスでは、医療崩壊が先に来るんだよな。

おそらく、バッタバッタとなれば、細菌やウイルスは宿主を失うから、倒れたり死んだりしない程度に繁殖していくんだろうと思う。
正直驚いたのは、そのために医療機関が対応するわけだが、その許容範囲を越えてくるから、先ずは医療崩壊から起きてくるということ。
この辺りは、どんなSF作家などでも想像出来なかったのではなかろうか。

空想と現実とが、実はこんなにも違うんだということを思い知らされた、本当に驚いた。