• 株は続くよどこまでも…(2)


    傍観する前にこれだけは書いておこう。

    あくまで、俺の直観や感性等からくる感想(というか意見か?)であることを承知の上で読んで頂きたい。


    ことのはじまりは、昨日のブログの通り。

    そして、現在、他の株主の方々を置き去りにした泥沼合戦が繰り広げられていることも、昨日のブログの通り。


    しかし…

    どういう事情があろうと、TOBの期間中にちょっかいだしたライブドアさん(堀江さん)が悪くて、フジテレビさんの方が正しいと、俺は思う。

    ただ、フジテレビさんが対抗策とるにしても、タイミング早すぎ(せめてTOB間際か終了直後だったら良かったのに)と、残念に思うところもあるが。

    「There is no rules that have exceptions.」という文章がある。

    どこの国や地域の法律でも、大抵は穴があると思う。

    そりゃ勿論、穴が無い方が良いし、穴があればつぶした方がいいだろう。

    しかし、上記の文章を鑑みながら、法律の穴を勝手に解釈すると、何でもかんでもルールとか法律とかで規制してしまうと、色々不自由になるので、必要最低限、必要最小限の決まりだけ決めて、「後は皆さんの良識に任せます」ってことなんじゃないかなんて思う。

    堀江さんは、証券取引法の穴をついて株を買い付けたわけだ。

    確かに、他の人に言わせれば「合法じゃないか!何が悪い?」ってことになるだろう、そういう方がおられるだろうことは承知の上。

    しかし、俺に言わせれば「合法的な犯罪(者)」だなと思う。

    極端な例え話だが、例えばストーカーが、法律の範囲内で(法律の穴をついて)、しつこくいつまでもストーキング行為をやっても(続けても)いいのか?

    上記の例え話と、ある意味同一レベルの話だと思う。

    しかも、昨日のブログにも書いたが、堀江さんは「金さえあれば何でも出来る」といった発想があるようだ。

    ただ、俺自身がそれを確認したわけではないので、いい加減なことは言えないが、もしそういう考え方のお方なら、俺はとてもじゃないが支持出来ない。

    過去に何があったか知りませんが、何でも金で買えたり何でも出来ると思ったら大間違いですよ、堀江さん。

    金で心売る奴もいますが、金じゃ転ばないお人や企業さんなどもいらっしゃるんですよ、その上、金で何でも解決しようってのはちょっと考え方間違ってらっしゃるんじゃないですか?

    日刊スポーツさん(http://www.nikkansports.com/)の記事を見ると、村上ファンドさんは、ニッポン放送さんを批判している記事を見たが、同時にテレビ東京の菅谷定彦社長さんの記事もみた。

    菅谷社長さんは良く分かってらっしゃる御方とお見受けした。

    「Tシャツやマンションは金で買えても、人心や企業理念、企業文化は金で買ってはいけないものだ」と仰ってるそうだ。

    非常に同感である。


    今回のこと、ちょっと仕掛けのタイミングが早かったことがあったりするが、やっぱり義や理はフジテレビさんにあると思う。

    他の方はどう思われるだろうか?