回復コンソールでFIXMBR

最近知ったことで、今更需要は無いとは思うが、忘れると困るので、備忘録として書いておく。

Windows XPがインストールされたHDDで、USBで接続するアダプターを使って、他のPCに接続したとき、MBRの不具合等で物理的には認識されても(デバイスマネージャーには出て来ても)論理的に認識されない((マイ)コンピュータにE:とかF:とかが出て来ない)場合。

Windows XPのCD-ROMでWindows XPを起動させ、インストールか修復かとかの選択のところでR(修復)を選び、回復コンソールに入る(どのWindowsを修復するかや管理者のパスワード入力は忘れずに)。
回復コンソールで「FIXMBR」を実行すると、MBRの不具合が解消されて、また論理的に認識されるようになる場合がある。
但し、物理的にHDDのMBRがおかしいとき(HDDが壊れてるとき)は治らないだろう。

Windows Vista以降はWindows XPのような回復コンソールに似たものは無かったと思うので、この方法は使えないだろう。
Windows8以降はUEFIが使えるときはそちらを使った方がよいみたいなので(MBRは使わない)、この方法は使えない。

あくまで、もうそのHDDでWindowsは起動しないけど、論理的に認識されないからもう一度認識されるようにしてディスクの中身を読み書きしたい、というときのみ使う方がよいだろう。


追記
回復コンソールをまともに使うには、どこかのメーカのPC用の再インストールディスクではなく、DSP版やOEM版を使う必要がある。
また、Windows7にも似たようなものがあるみたいなので(私は使ったことはないが)、Windows XPの回復コンソールと同じようなことが出来ると思う。